2018年10月15日

各位

全国視覚障害者雇用促進連絡会
会長 伊藤慶昭


講演・学習会「視覚障害者の進路について考える」のご案内


 このところ、ようやく秋らしい日が続いておりますが、皆様お変わりございませんか。日頃より雇用連に対し、ご支援、ご協力をいただきまして、ありがとうございます。
 今年8月、私たちの信頼を大きく揺るがす大問題、すなわち、多くの自治体を含む官公庁が障害者雇用の水増しをしていた事実が発覚しました。また、これは、立法府、司法にも及んでおり、私たちは怒りを禁じえません。徹底した真相究明はもとより、責任の所在を明らかにし、抜本的対策を講じることを求めるものです。
 ところで、今年の雇用連主催の講演・学習会は、「視覚障害者の進路」をテーマに取り上げることにします。視覚障害者の高等教育機関における事務職の進路をはじめ、現在の全国の盲学校の進路はどうなっているか?実態を学ぶとともに、視覚障害者の雇用・就労促進の課題についてみんなで考えたいと思っています。
 多くの皆さんのご参加をお待ちいたしております。

開催日時

 2018年11月25日(日曜)午後13時30分〜16時(受付開始13時)

会場

東京都障害者福祉会館2階教室
電話03−3455−6321 交通 JR山手線・京浜東北線「田町」駅下車徒歩5分、都営浅草線・三田線「三  田」駅すぐ

内容

(1)講演

演題 筑波技術大学学生の進路から見えて来る視覚障害者の事務的職業の可能性と課題
講師 坂尻 正次(さかじり・まさつぐ)さん 筑波技術大学保健科学部 情報システム学 科・教授

(2)学習会 テーマ:「盲学校における生徒の進路の現状と課題/あはき及び一般就労等         について」

    ・報告者 横浜市立盲特別支援学校磯先生
         東京都立七尾特別支援学校臼井先生

参加費 500円(資料代)

連絡先

 田中章治(事務局長)

坂尻教授プロフィール

1967年生

担当授業科目


情報基礎1・同演習、情報基礎2・同演習、ネットワークコミュニケーション、オフィス情報処理入門、データ処理1・同演習、Webアクセシビリティ、障害補償技術論、障害補償機器特論、障害補償技術特論、情報工学・感覚 工学特論

現在の専門分野


福祉工学、障害補償工学

現在の主要研究

盲ろう者・聴覚障害者のための触覚フィードバックによる音声ピッチ制御

学歴

北海道大学大学院工学研究科生体工学専攻 修士課程 修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻 博士課程 修了

学位

工学修士(1993年、北海道大学)、博士(工学)(2010年、東京大学)

学位論文題名

博士論文 「盲ろう者のための触覚によるコミュニケーション支援技術の開発とその評価」

職歴

1993年4月〜1996年3月 (株)日本製鋼所室蘭研究所・研究員
1997年4月〜2005年3月 (独)高齢・障害者雇用支援機構障害者職業総合センター・研究員
2005年4月〜2005年9月 筑波技術短期大学視覚部情報処理学科・助教 授
2005年10月〜2015年3月 筑波技術大学保健科学部情報システム学科・准教授
2015年3月〜現在 筑波技術大学保健科学部情報システム学科・教授

所属学会等

ライフサポート学会、電子情報通信学会、情報処理学会、日本生活支援工学会、視覚障害リハビリテーション協会、日本リハビリテーション工学協会、全国盲ろう教育研究会など。

[以上]

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